バッティングの上達に欠かせないイメージトレーニングとは？

イメージトレーニングは、いつでもできるという最大のメリットがあります。道具を使う必要がなく、室内や夜間でもトレーニングしやすいのが上達できるポイント。イメージトレーニングを行って実践に活かすプロ野球も多いです。野球におけるイメージトレーニングの特徴や方法を押さえておきましょう。

野球に限らずイメージトレーニングは、実践を平常心で迎えるための効果的な練習。

イメージトレーニングは実践をイメージして、心理面と技術面を同時に練習することができます。普段の練習をより高く実践に活かすために、プロ野球選手にとってもイメージトレーニングは欠かせない練習のひとつです。頭の中で行うイメージトレーニングは、グッズ不要でいつでもどこでもできるのが特徴。鮮明にイメージすることで、実践の練習に近い効果があるとも言われています。

自信の無さや不安感から、メンタル的に弱い部分をイメージトレーニングでカバーすることも有効的。試合では緊張してしまい日々の練習の成果が出せない…という選手も多いです。そのような時にも平常心、自信、集中力を持って試合に臨めるように、イメージトレーニングは欠かせません。

イメージトレーニングには、五感を意識することが大切です。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚といった感覚を意識すると効果的。ただ打つだけ、投げるだけのイメージではなく、試合会場の雰囲気や、観客の声援などの音も含めてイメージすることがポイントです。

ボールを打つバットの軌道やバットの感触なども、大切なイメージです。イメージしたプレーやバッティングも、スローモーション→ハーフスピード→実際のスピードとスピードを段階に分けてイメージトレーニングすると効果的。頭の中でイメージするだけではなく、実際に体を動かしながら行うのがおすすめです。

さらに、目標としている大会のイメージや、チャンスやピンチの状態など、様々なケースをイメージすると本番にも強くなります。プロ野球選手はビデオで研究することや、一流選手のプレーを見ることでバッティングの上達と実践での活用に繋げています。