原理は
「オーバースピードトレーニング」理論

『スーパースピードスラッガー』のトレーニングの目的は、「スイングスピードアップ」です！
これまで長い間、ほとんどの選手たちは、スイングスピードを速くするために、より重いバットやおもりをバット先端につけてスイングをしてきました。
我々は、研究によって、実際にはバットが重くなればなるほどスイングスピードは遅くなってしまう、という事実を突き止めました。

科学的事実として、スイング（運動）は脳による指令によってコントロールされています。例えば、フォームを固める（同じスイングをする）ことは、脳から同じ指令が毎回出ることによって実現します。このような、毎回同じ信号を送り、同じ動きをすることをマッスルメモリーといいます。 この行為は、フォームの形を固める点においては良いことですが、そのときのスイングスピードもまた、脳からの同じ指令となってしまっています。

『スーパースピードスラッガー』のトレーニングの原理は、「オーバースピードトレーニング」です。
「オーバースピードトレーニング」とは、選手自身の能力で出すことのできるスピードを超えるスピードを体験させることで、通常のスピード（普段と同じスピード）を出す脳からの指令を変え、いつもよりも速いスイングスピードの感覚や技術を修得させるものです。他の競技でいえば、例えば短距離走者が下り坂を走ることで通常よりも速いスピードを体験することにより、そのスピードで走るための感覚や技術を修得するトレーニング方法です。

『スーパースピードスラッガー』のトレーニングでは、通常よりも軽いバットを振ることにより、筋肉に普段よりも速いスイングスピードを覚えさせ、脳からのマンネリ化した指令を打破し、スイングスピードを上げることがその目的です。

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